気になるお金のこと

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気になるお金のこと

購入前にしっかりとした知識を身に付けて住宅購入に臨んでください。

住宅を購入する際には多くの方が、今まで経験したことのないお金にまつわることに直面します。

「固定金利と変動金利」「頭金・諸経費」「維持費」「繰り上げ返済」「生活費と返済のバランス」など、知らぬまま動き出してしまうとご家族の生活を苦しめることにもなりかねません。

住宅購入前にしっかりとした知識を身に付けて住宅購入に臨んでください。

固定金利と変動金利の考え方について

低金利の今だからこそマイホームを!とお考えの方が増えています。金利は経済情勢によって変動するもの。固定金利のフラット35は借入のタイミングによって金利が異なりますから最低水準の今が狙い目。ポイントはフラット35を得意とする金融機関に相談すること。融資決定までのスピードが違います。変動金利は一般の金融機関各社が用意しています。繰り上げ返済を計画的に行うことが可能な方や金融情勢に詳しい方は10年固定などの商品で最低金利を活用することが可能です。

頭金や諸経費について

「頭金なし月々○万円!今の家賃と比べてください」という広告があります。今の家賃と同じだったら・・・と考える方が多いようです。でもちょっと待って!頭金なしだとローン審査が通りにくいことも。頭金があれば金利負担が減りローン総額が大きく異なります。頭金よりもむしろ見逃しがちな「諸経費」が重要かもしれません。住宅本体価格以外に、融資に関する団体信用生命保険料、保証料など100万円単位で掛かってくる場合も。買った後には、不動産取得税が課税されます。住宅購入は、最初にも、後にも掛かる経費があります。

住宅維持費について

維持費の代表は何と言っても「固定資産税」。土地と建物別々に課税されます。通常は年に4回支払います。この支払を怠ると夢のマイホームを手放すことにもなりかねません。購入時にハウスメーカーや役所に確認して、しっかりと計算に入れておきましょう。その他に壁や屋根の外壁塗装、水回りの故障、設備更新など20年後を視野に入れ予算を組んでおくと良いかもしれません。クルマの車検と同じように、快適に暮らすためには住宅もメンテナンスが必要です。

繰り上げ返済・生活費について

繰り上げ返済のポイントは、残金○千万円以上かつ残期間○○年以上。などとフィナンシャルプランナーのような専門家が詳しく紹介しています。ローン総額と毎月の収入、生活費のバランスを考慮して「出来る事なら早期繰り上げを」ということが結論です。しかし、毎月の生活も皆さん大変です。住宅ローンの返済比率が可処分所得の大半を占めるとなると毎月の生活が出来ないばかりか、いざという時の貯蓄は不可能になります。生活費は、しっかり確保しておきましょう。

気になるワード

フラット35
長期固定金利の住宅ローン融資が受けられます。現在、過去最低水準の金利です。チャンス!
固定金利
融資された時の金利が返済完了まで適用されます。当初10年固定などのオプションもあります。
変動金利
低金利政策が続いており低水準です。金融情勢によって変動リスクがあります。
提携ローン
ハウスメーカーが指定金融機関と提携して行う融資。優遇金利が適用されるケースが多い。
団体信用生命保険
住宅ローンを返済中に万一のことがあった場合に返済を保証するための保険。
不動産取得税
不動産登記に基づいて不動産取得時に必ず課税される税。
不動産登記
不動産の所有権を明確にするために法務局で行う届出。通常は司法書士料が掛かる。
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