家づくりチャート
6.メーカー決定
発注先の決定
各社からプランと見積りが出されると、それを比較することになります。選択基準にすべきは、希望が十分にいかされているかどうかということ。設計者があなたの意図をくんで、どんなアイデアを盛り込んでいるかということ。各社はそれぞれ得意分野をいかした案をつくってくるので、家族が感心するようなアイデアが提案されるかもしれません。
基本設計と概算見積り
依頼する住宅メーカーが決まると、新しい住まいへの希望をあらためて伝えます。依頼先の設計者は、建築予定地に実際に出向いて土地の様子を確かめ、周辺環境などを把握し、建ぺい率や容積率など法律に定められたさまざまな条件を勘案したうえで、あなたの希望を盛り込んだ最初のプランと概算見積りを提案してきます。このときのプランを「基本設計」といいます。依頼すれば1~2週間で作成してくれます。基本設計は、以後じっくりと打ち合わせするためのベースになるものです。
見積りの見方
住宅メーカーを決めて設計図を描いた後に出される見積りは、ほぼ実際に必要な額ということになります。木造軸組工法の場合、一般的な見積りは次の項目からなっています。
建築本体工事 | 仮設工事/木工・基礎工事/木工事/屋根・板金工事/ガス・浄化槽工事 /石・タイル工事/左官・吹付工事/建具工事/内装工事/塗装工事/雑工事 |
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設備工事 | 厨房設備機器工事/電気設備工事/給排水衛生設備工事 |
付帯工事 | 解体・宅地造成工事/外構・造園工事/暖冷房・空調工事 |
諸経費 | 工事内容に応じて異なる |